医学部受験を考えたとき、最初に気になるのが「どの大学に合格できるか」「各大学の難易度はどのくらいか」という点ではないでしょうか。
この記事では、医学部の偏差値ランキングと、各大学の特徴・狙い目を解説します。
注意:偏差値は予備校・年度によって異なります。この記事の数値は目安として参考にし、各予備校の最新データも確認してください。
国公立医学部の偏差値ランキング
国公立医学部は「センター試験(共通テスト)+二次試験」の総合点で合否が決まります。
最難関(偏差値75以上)
| 大学 | 偏差値(目安) | 特徴 | |------|--------------|------| | 東京大学(理科三類) | 78〜80 | 日本最難関。二次試験の難度が圧倒的 | | 京都大学 医学部 | 75〜78 | 東大に次ぐ難易度。自由な校風 |
難関(偏差値70〜75)
| 大学 | 偏差値(目安) | 特徴 | |------|--------------|------| | 大阪大学 医学部 | 72〜75 | 旧帝大の一角。研究力も高い | | 東北大学 医学部 | 70〜73 | 東北・関東圏からの受験生が多い | | 名古屋大学 医学部 | 70〜73 | 中部地方のトップ国公立 | | 九州大学 医学部 | 70〜73 | 九州最難関 | | 北海道大学 医学部 | 68〜72 | 北海道・東北からの受験生多い | | 東京医科歯科大学 | 72〜75 | 医歯連携の強み。東京都内 |
標準〜難関(偏差値65〜70)
- 神戸大学・千葉大学・横浜市立大学・広島大学・岡山大学 など
多くの地方国公立大学がこの偏差値帯に位置します。二次試験の配点・傾向が大学によって大きく異なるため、戦略的な対策が重要です。
地方国公立(偏差値62〜67)
- 弘前大学・秋田大学・山形大学・島根大学・鳥取大学・高知大学 など
地方国公立は倍率が比較的低く、地域枠もあるため戦略次第で合格のチャンスがあります。詳しくは国公立医学部の合格戦略を参照してください。
私立医学部の偏差値ランキング
私立医学部は大学によって偏差値・入試形式・学費が大きく異なります。
最難関(偏差値72以上)
| 大学 | 偏差値(目安) | 学費(6年間) | 特徴 | |------|--------------|-------------|------| | 慶應義塾大学 医学部 | 72〜74 | 約2,200万円 | 私立最難関。研究・臨床ともトップ | | 東京慈恵会医科大学 | 71〜73 | 約2,100万円 | 歴史ある名門。臨床力が高い | | 日本医科大学 | 70〜72 | 約2,200万円 | 私立三大医大のひとつ |
難関(偏差値67〜72)
| 大学 | 偏差値(目安) | 学費(6年間) | |------|--------------|-------------| | 順天堂大学 医学部 | 68〜71 | 約2,100万円 | | 昭和大学 医学部 | 67〜70 | 約2,100万円 | | 東京医科大学 | 66〜69 | 約2,200万円 | | 大阪医科薬科大学 | 66〜69 | 約2,200万円 | | 関西医科大学 | 66〜69 | 約2,100万円 |
中堅(偏差値62〜67)
| 大学 | 偏差値(目安) | 学費(6年間) | |------|--------------|-------------| | 東海大学 医学部 | 62〜66 | 約2,200万円 | | 杏林大学 医学部 | 62〜65 | 約2,100万円 | | 帝京大学 医学部 | 61〜64 | 約3,000万円 | | 埼玉医科大学 | 60〜63 | 約2,200万円 |
学費の詳細については私立医学部の学費・費用徹底比較も参照してください。
偏差値だけで大学を選んではいけない理由
偏差値ランキングは参考になりますが、それだけで志望校を決めるのは危険です。
入試の特徴は大学ごとに大きく異なる
例えば:
- 数学重視の大学と英語重視の大学では、得意科目によって有利不利が変わる
- 小論文・面接の比重が高い大学は、学科試験の偏差値だけでは合否が決まらない
- 共通テストの配点割合が高い国公立では、共通テストの対策が必須
補欠合格・繰り上がりの多い大学がある
特に私立医学部は、センター後に多くの大学を受験する受験生が多いため、補欠からの繰り上がりが発生します。偏差値ボーダーより少し下でも合格チャンスがある場合があります。
地域枠・推薦入試がある
地域枠(特定地域で医師として働く条件付き)は一般入試より合格しやすい傾向があります。また推薦・AO入試は学科試験の比重が変わります。
自分の偏差値で目指せる大学の見つけ方
ステップ1:現在の偏差値を正確に把握する
駿台全国模試・河合塾全統模試などの大手模試を複数回受け、平均的な偏差値を把握します。1回の模試では判断しないでください。
ステップ2:安全校・チャレンジ校・堅実校の3段階で志望校を設定する
- チャレンジ校(現在の偏差値+5程度):本命・第一志望
- 実力相応校(現在の偏差値と同程度):本命候補
- 安全校(現在の偏差値−3程度):必ず1〜2校設定する
ステップ3:各大学の入試傾向を調べる
過去問を実際に解いてみて、「得意な出題形式か」「時間配分は合っているか」を確認します。
まとめ
- 医学部偏差値の最難関は東大理三(78〜80)
- 私立最難関は慶應医学部(72〜74)
- 偏差値だけでなく入試傾向・学費・地域枠も考慮して志望校を選ぶ
- 安全校・実力相応校・チャレンジ校の3段階で受験計画を立てる
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